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大須で味わう
生ういろう

ういろうの概念が変わる!?老舗「青柳総本家 大須本店」のモッチモチな生ういろうを食べてみた

ういろうの概念が覆る!?「青柳総本家 大須本店」で味わうモッチモチな“生”の誘惑名古屋土産の定番といえば、真っ先に名前が挙がる「ういろう」。でも、ここで少しだけ正直な話をさせてください。

 

皆さんは、ういろうに対して「ずっしりと重たくて、なんだかベタベタして甘すぎる……」なんて、ちょっぴりネガティブなイメージを持っていませんか?何を隠そう、かつて名古屋に移住してきたばかりの頃の私もその一人でした。「お土産でもらうのは嬉しいけれど、自分のおやつとして進んで買うほどではないかな……」という、絶妙に距離のある関係性。しかし、大須商店街の活気ある一角に店を構える「青柳総本家 大須本店」で、あの運命の“生ういろう”に出会ってから、私の「ういろう観」はガラガラと音を立てて崩れ去ってしまったんです。

 

今日は、そんな「ういろう嫌い」の人にこそ読んでほしい、驚きに満ちた生ういろうの世界をご紹介します。創業140年のプライドが宿る、大須のランドマーク大須観音からほど近く、多国籍な文化が入り混じる大須商店街。その中心でどっしりとした風格を漂わせているのが、明治12年創業の「青柳総本家 大須本店」です。歴史を感じさせる重厚な佇まいでありながら、一歩店内に足を踏み入れれば、そこは現代的な洗練と和の温もりが心地よく調和した、開放感あふれる空間が広がっています。ショーケースの中で、ジュエリーのように美しく並んでいるのが、今回のお目当てである「生ういろう」です。

 

そもそも「普通のういろうと何が違うの?」という疑問が湧きますよね。一般的に売られているういろうは、長期保存ができるように密封後に加熱処理を施しますが、生ういろうは職人がその日に仕上げたものを、そのままの状態で店頭に出します。そのため、賞味期限はわずか当日〜数日。この「短さ」こそが、私たちが知るういろうとは別次元の食感を生み出す、最大の鍵なんです。「生」だから辿り着ける、奇跡のモッチモチ感まずは、その切り口をじっくり眺めてみてください。通常のういろうよりも、どこか瑞々しく、光を優しく透かすような透明感があります。一口食べてみれば、その瞬間に衝撃が走るはずです。「えっ、これが本当にういろうなの?」と思わず声が出てしまうような、圧倒的なモッチモチ感。お米の粉を主原料とするういろう本来の良さが、加工によって損なわれることなく、ダイレクトに伝わってきます。それでいて、決して歯にまとわりつくような不快なベタつきはありません。スッと喉を通っていく滑らかさと、噛みしめるたびにじわじわと広がるお米の優しい甘み。特に「抹茶」や「上がり(あずき)」といった定番フレーバーは、素材の香りが非常に高く、もはや和菓子という枠を超えて、上質な和のテリーヌや生チョコレートを食べているような贅沢な錯覚に陥ります。

 

「ういろうって、こんなに軽やかで、こんなに香りが豊かだったんだ……」。そんな発見があるだけで、なんだか名古屋のことがもっと好きになれるような気がするから不思議ですよね。遊び心満載!「カエルのミルク風呂」に浸かる贅沢生ういろうの美味しさに浸ったあとは、ぜひ併設されたカフェエリアで一息ついてください。ここで多くのゲストの心を掴んで離さないのが、SNSでも爆発的な人気を誇る「カエルのミルク風呂」です。名古屋土産としてお馴染みの「カエルまんじゅう」が、なんと冷たいミルクシェイクのお風呂にプカプカと浸かっている……。その、あまりにもシュールで愛くるしすぎるビジュアルに、運ばれてきた瞬間、誰もがスマホのカメラを向けずにはいられません。カエルくんをシェイクにそっとディップして口に運べば、しっとりとしたおまんじゅうの皮と、中のこしあんの甘みが、冷たいミルクのコクと見事に融合。見た目だけでなく、味も一級品なのが老舗のプライドです。

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大須歩きの疲れを、この遊び心あふれるスイーツが一瞬で癒やしてくれます。お土産選びさえも、心躍るアトラクションに大須本店では、生ういろうの他にも、可愛らしい「ぴよりん」とのコラボ商品や、限定のパッケージアイテムも充実しています。「大切な人へ、ちょっと特別なものを贈りたい」。そんなときは、やはり当日の生ういろうを選んでみてください。賞味期限が短いということは、それだけ「今、この瞬間の美味しさ」を届けるという、最上級のギフトメッセージになります。「実はね、ういろうの概念が変わるから食べてみて」――そんな一言を添えて渡せば、きっと会話も弾むはずです。

 

最後にお洒落なカフェや最新のトレンドも楽しいけれど、最後に戻ってきたいのは、こんな風に真っ当に、誠実に、そして遊び心を忘れずに進化し続ける「本物の味」ではないでしょうか。「ういろうは、もう知っているから」と思っているあなた。その先入観を脱ぎ捨てて、ぜひ大須本店の暖簾をくぐってみてください。そこには、140年以上の歴史を積み重ねてきた青柳総本家が辿り着いた、あなたの知らない「最高のういろう」が静かに、そして誇らしく待っていますよ。一口食べれば、あなたの名古屋の思い出が、より風味豊かで、愛おしいものに書き換えられることをお約束します。

​名古屋ごちそう横丁

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